「ＢＯＮは、こう見る！」

●原作版が6連覇達成の昭和45年から長島引退の昭和49年までが舞台になっているの対して、アニメ版はV9達成の約1年間（昭和47年秋〜昭和48年秋）が舞台だ。それはすなわち番場蛮が1シーズンに6つの魔球を生み出した事を意味する（原作版や巨人の星でさえ１シーズンに１つだ）。運動能力の限界を越えてマウンド上で死ぬのは、アニメ版の番場の方ではないか？と思える活躍なのだ。●「巨人の星」でも才能を発揮した演出の長浜忠夫氏との主人公のキャラクターのとらえ方の食い違いで、作画監督の大塚康生氏（「ルパン三世（初代）」「未来少年コナン」の作画監督）が途中で降りてしまった話は有名だ。なるほど意識して見ると、初期の『ピンチにも笑って切り抜ける番場』のキャラが、魔球対決の頃には『己の心情を吐露する飛雄馬チックな番場』に変わっている（まぁ、成長ともとれるのだが）。●凝縮されたテンポのよい展開は今観ても気軽に楽しめるが、もっとキャラクターを描いた大河的な「侍〜」も見てみたい気がする。

　 　 　 　 　

NO.	タイトル	NO.	タイトル
1	「ほえろ！バンババーン」	25	「決戦！宿敵大砲との勝負」
2	「殺人ノーコン・ざる野球」	26	「大砲万作の危機」
3	「でっかい奴は嫌いだぜ！」	27	「狼酋長現わる！」
4	「おれの背番号は"死"だ！」	28	「対決！魔球対スクリュー打法」
5	「男は地獄で歌うもの」	29	「渦巻く恐怖の新魔球」
6	「待ったぜ！ケンカ野球」	30	「復讐の大回転魔球」
7	「死球台風吹く！」	31	「V9に向かって浮上せよ！」
8	「誰も打たなきゃ俺が打つ！」	32	「危うし！大回転魔球」
9	「マウンドの報酬は苦いぜ！」	33	「涙の逆さ吊り打法」
10	「多摩の川風・地獄風」	34	「命がけの極秘特訓」
11	「勝負！一本づり打法」	35	「大回転魔球、最後の日！」
12	「大勝負！川上対バンババーン」	36	「必殺の新魔球誕生」
13	「嵐の中のタイゲーム」	37	「怒りに燃えた分身魔球」
14	「殺生河原の決闘」	38	「大砲、運命の一打」
15	「飛騨の怪童凄い奴！」	39	「輝け！苦闘のV9」
16	「傷だらけのノーコン改良兵器」	40	「壮烈！日本シリーズ�檮�戦」
17	「怒涛の海の対決」	41	「復讐！雨中の日本シリーズ」
18	「嵐に投げろ侍ガッツ」	42	「爆発！長島流喧嘩野球」
19	「インディアン魂対侍魂」	43	「決戦、日本一をめざせ！」
20	「V9へのスタートライン」	44	「大リーガーの凄い奴」
21	「出たぞ！ハイジャンプ魔球」	45	「大決戦、日米ワールドシリーズ」
22	「怒涛の完全試合宣言」	46	「世界に輝く侍ジャイアンツ」
23	「死闘！ハイジャンプ魔球対巨砲」		※第14話の再放送
24	「新魔球のヒントをつかめ！		※第19話の再放送

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「ＢＯＮは、こう見る！」

テレビアニメ版第1話を上映。

　

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「ＢＯＮは、こう見る！」

テレビアニメ版第14話を上映。

　

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