巨人の星〜大リーグボール3号編〜(まんがビデオ)
巨人の星 特別編〜猛虎 花形満〜
巨人の星 特別編〜父 一徹〜
スーラジ・ザ・ライジングスター
放送日 | 毎週土曜日 | 放送局 | よみうりテレビ系 | 放送期間 | 1968.3.30〜1971.9.18(全182話) | 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児 花形満/井上真樹夫 左門豊作/兼本新吾 |
「BONは、こう見る!」
●TVシリーズ「巨人の星」全182話の流れは、アニメ−ションの進化の流れでもある。いきなり大上段に構えた言い方ですまん。しかし、それがこの作品全体を総評するのに相応しい、というのが全話視聴後1週間悩んだ私の結論なのです。アニメーションというメディアを通して「巨人の星」という人間ドラマを何処まで描けるか?そのテーマに懸命に取り組んだスタッフの様々なアイディア(例えば心理描写としてのメタモルフォーゼ。突然鯨に化ける左門とか)は、アニメ的演出の元祖としてもいえるだろう。「アニメ世界の1秒は、現実の世界の1秒とは違う。(大意。アニメーション監督の出崎統氏の言葉)」よく笑いのネタにされる「1球投げるのに30分かかる」という指摘は、先の言葉の意味を理解できない人の的外れなもので、その人物にとっての気持ちの数秒を表現するために現実の30分を使って表現しているにすぎないのだ。 ●昨年(2000)スカイパーフェクトTVが企画した「もう一度見たい!20世紀のテレビ」のアニメ部門で「巨人の星」(6位)は「あしたのジョ−」(13位)を上回ってランクインされていた。現在ではパロディの対象でしか語られることの少ない本作だが、時代は移り変わっていても作品の根底に流れる「敗北を乗り越え、なおも前進していこうとする姿」は見ていた人の心に焼き付いているものだと信じたい。 ●パンチドランカーに蝕まれながらも、リングで青春を燃やし尽くした矢吹丈。星飛雄馬も左腕が破壊されるのを承知でマウンド上で投げた。アニメ版のラストに至るドラマ性は「ジョ−」のそれに匹敵するものがある。だが、今日伝説とならないのは何故か?その違いの研究は別の機会にする。 |
NO. | タイトル | NO. | タイトル | NO. | タイトル |
1 | 「めざせ栄光の星」 | 32 | 「一本足のホームラン」 | 63 | 「限りなき前進の誓い」 |
2 | 「悪魔のギブス」 | 33 | 「甲子園のVサイン」 | 64 | 「雪玉のひみつ」 |
3 | 「王貞治との対決」 | 34 | 「甲子園大会はじまる」 | 65 | 「盗まれたスクアブック」 |
4 | 「死のノックアウト打法」 | 35 | 「魔球対豪速球」 | 66 | 「金田投手のアドバイス」 |
5 | 「幻のスイッチピッチャー」 | 3 | 「悲運の強打者」 | 67 | 「落日の中の胴上げ」 |
6 | 「超人ランナー」 | 37 | 「執念の男左門」 | 68 | 「おそるべき予言」 |
7 | 「虚栄のボール」 | 38 | 「涙のストライク」 | 69 | 「つかみとられたホームラン」 |
8 | 「もえろ、ライバル」 | 39 | 「雨の中の闘志」 | 70 | 「左門の予告ホームラン」 |
9 | 「真実へのピッチング」 | 40 | 「血ぞめの決勝戦」 | 71 | 「かえれ不死鳥」 |
10 | 「日本一の日雇人夫」 | 41 | 「よみがえれ飛雄馬」 | 72 | 「めかくしのバッター」 |
11 | 「青雲のせまき門」 | 42 | 「怒りのやみうち事件」 | 73 | 「謎の特訓」 |
12 | 「鬼の応援団長」 | 43 | 「友情のやみなべ」 | 74 | 「一徹の見た幻」 |
13 | 「根性のうさぎとび」 | 44 | 「みがわり退学」 | 75 | 「大リーグボール誕生」 |
14 | 「あざだらけのミット」」 | 45 | 「失われた目標」 | 76 | 「宿敵花形との対決」 |
15 | 「嵐のマウンド」 | 46 | 「川上監督へのおくりもの」 | 77 | 「花形捨て身の挑戦」 |
16 | 「早すぎた登板」 | 47 | 「押しかけた11球団」 | 78 | 「鬼のグランドキーパー」 |
17 | 「宿命の対決」 | 48 | 「父一徹のスパイク」 | 79 | 「オールスターのできごと」 |
18 | 「一番恐ろしい敵」 | 49 | 「燃えあがる入団テスト」 | 80 | 「魔の鉄バット」 |
19 | 「狙われた左腕」 | 50 | 「堀内に挑むライバル」 | 81 | 「破竹の9連勝」 |
20 | 「のこりかす監督」 | 51 | 「二度目の魔送球」 | 82 | 「巨人:阪神の死闘」 |
21 | 「テストされる星監督」 | 52 | 「栄光への背番号16」 | 83 | 「傷だらけのホームイン」 |
22 | 「拒否された特訓」 | 53 | 「花形・左門の入団決定」 | 84 | 「左門の築いた城」 |
23 | 「スケッチブックの秘密」 | 54 | 「ゆけ多摩川グランド」 | 85 | 「根性の門限やぶり」 |
24 | 「謎のへそ作戦」 | 55 | 「王・長島への挑戦」 | 86 | 「秘密兵器との対決」 |
25 | 「汗と涙の背番号1」 | 56 | 「無視された左腕」 | 87 | 「片目の大リーガー」 |
26 | 「栄光への第一戦」 | 57 | 「王・長島の涙の教訓」 | 88 | 「野球ロボット・オズマ」 |
27 | 「迷いの失投」 | 58 | 「消えゆく先輩」 | 89 | 「不吉の背番号13」 |
28 | 「根性の延長戦」 | 59 | 「血みどろノック」 | 90 | 「ロボット対人形」 |
29 | 「泥だらけの決勝戦」 | 60 | 「ばか正直の飛雄馬」 | 91 | 「栄光のピッチング」 |
30 | 「山から来た挑戦者」 | 61 | 「飛雄馬の初月給」 | 92 | 「折り合わぬ契約」 |
31 | 「とび込んできた浪速っ子」 | 62 | 「はじめての勝利」 | 93 | 「新しい年のはじまり」 |
NO. | タイトル | NO. | タイトル | NO. | タイトル |
94 | 「飛び立つ星」 | 125 | 「ズックとボール」 | 156 | 「大リーグボール2号の敗北」 |
95 | 「苦しみのシーズンオフ」 | 126 | 「花形と姉明子」 | 157 | 「傷だらけの負け犬」 |
96 | 「水原監督と父一徹」 | 127 | 「テストされる川上監督」 | 158 | 「女番長・お京」 |
97 | 「宮崎キャンプでの噂」 | 128 | 「必殺の大リーグボール2号」 | 159 | 「借りを返せ!」 |
98 | 「姉・明子の道」 | 129 | 「一徹の秘策」 | 160 | 「左門の恋」 |
99 | 「運命の出会い」 | 130 | 「左門の挑戦」 | 161 | 「飛雄馬の母」 |
100 | 「炎の青春」 | 131 | 「消える魔球の推理」 | 162 | 「仕組まれた罠」 |
101 | 「美奈の秘密」 | 132 | 「天才、花形の敗北」 | 163 | 「京子の真心」 |
102 | 「落日の悲しみ」 | 133 | 「大投手金田の引退」 | 164 | 「すべてか!ゼロか」 |
103 | 「飛雄馬よいずこへ」 | 134 | 「狙われた伴宙太」 | 165 | 「友情のファインプレー」 |
104 | 「おちゆく星」 | 135 | 「去りゆくオズマ」 | 166 | 「悪夢のオールスター」 |
105 | 「オズマの執念」 | 136 | 「親友」 | 167 | 「新たなる門出」 |
106 | 「鬼コーチ、一徹の誕生」 | 137 | 「消える魔球の手がかり」 | 168 | 「大リーグボール3号」 |
107 | 「大リーグボール打倒ギブス」 | 138 | 「しごかれる伴宙太」 | 169 | 「謎のアンダースロー」 |
108 | 「絶望のペナントレース」 | 139 | 「花形・左門の執念」 | 170 | 「覆面魔球」 |
109 | 「飛雄馬立つ!」 | 140 | 「川上監督の決意」 | 171 | 「かえってきたオズマ」 |
110 | 「燃える千本投球」 | 141 | 「大リーグボール2号の危機」 | 172 | 「オズマの死」 |
111 | 「命がけのキャッチ」 | 142 | 「ひきさかれた友情」 | 173 | 「壊れたピッチングマシン」 |
112 | 「迷いの二軍戦」 | 143 | 「血涙の別れ」 | 174 | 「白い血の秘密」 |
113 | 「大リーグボール復活」 | 144 | 「鬼の弟子・伴宙太」 | 175 | 「勝利の若獅子」 |
114 | 「見えないスイング」 | 145 | 「ON魔球への挑戦」 | 176 | 「左門のスピン打法」 |
115 | 「巨大な敵・父一徹」 | 146 | 「はばたけ、不死鳥」 | 177 | 「正捕手への道」 |
116 | 「不安の中の四連勝」 | 147 | 「伴の替りに来た投手」 | 178 | 「生命を投げる魔球」 |
117 | 「不気味な予感」 | 148 | 「グランドの孤独者」 | 179 | 「青白い炎の挑戦状」 |
118 | 「吼えろ若獅子」 | 149 | 「起き上れ!伴」 | 180 | 「覚悟の登板」 |
119 | 「大リーグボールの死」 | 150 | 「刺客志願」 | 181 | 「決死の完全試合」 |
120 | 「飛雄馬への警告」 | 151 | 「対決その前夜」 | 182 | 「輝け!巨人の星」 |
121 | 「泥まみれの背番号」 | 152 | 「対決!星対伴」 | ||
122 | 「大リーグボール2号のヒント」 | 153 | 「魔球打たる!」 | ||
123 | 「川上監督の新作戦」 | 154 | 「敗れた鬼」 | ||
124 | 「すばらしい兄左門」 | 155 | 「花形の奇策」 |
上演場所 | 日比谷・芸術座 | 演出 | 長岡輝子(文学座) | 上演期間 | 1969.7/21〜8/29 | 配役 | 星飛雄馬/河村稔(志垣太郎) 星一徹/中村吉右衛門 王貞治/松井隆男 花形満/吉田勝美 星明子/鈴木えみ子 星から来た男女のカップル/丸山博一、新井みどり |
原作者のことば/
三年前、ぼくが漫画の原作としてスタートさせた「巨人の星」は、主人公・星飛雄馬の成長とともに、テレビ化、漫画単行本の二百万部突破小説版の刊行、劇場上映、そして、このたびの芸術座上演と、あらゆるジャンルに驚異の躍進をとげた。 わが子の成長に目をみはる生みの親、それが現在の作者のいつわらざる心境である。おどろき、うれしいが、しかし、たじろぐ気持ちはない。なぜなら、ぼくと川崎さんは飛雄馬に負けず、この作品に全力投球した自信があるからだ。その意味で、どこに出しても恥ずかしくない、わが子である。 芸術座のヒノキ舞台で、わが子よ、健闘せよ、と飛雄馬の父・一徹のように叫びたい。 |
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【内容について】
●パンフレットに書かれた文章によれば、ものがたりは原作の初めから巨人軍入団まで。左門豊作や入団テストは描かれない。話をすすめる狂言回しとしてはるばる星の世界からきたという男女の2人が登場する。●この舞台は映像が残っていないので、現在(というか、これからも観ることは不可能。しかも資料が少ないため、全貌を把握するのが難しかった。だが平成16年6月9日放送のバラエティ『トリビアの泉』(フジテレビ)で取り上げられました。主演の志垣さんを始めとする当時のキャスト(の一部)を35年振りに集め、1シーンが再現された。●原作同様、長島の入団シーンから始まり、客席に座っていた飛雄馬が(棒についた)夜光塗料を塗ったボールを投げ付ける。トレーニング、入場行進の場面では配役が会場内を動き回る演出がされてたり、青雲対紅洋試合はダンスで表現されているそうです。 参考資料:宝島社刊『巨人の星』の謎/河崎実と重いコンダラ友の会著 |
公開日 | 1969.7 | 製作・配給 | 東京ムービー・東宝 |
| 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
■TVエピソード#1〜#33までをダイジェスト編集。(この時期TV版は大リーグボール1号の誕生編あたり)■面白いのは星一徹の過去から物語を展開させ、その悲劇の三塁手が息子・飛雄馬を鍛え導くという構成になっていること。そう、この映画では主役は星一徹なのだ。■詳細は不明&未確認だが、ただのダイジェスト版とは異なり再度アフレコを入れ直したり、新しく描いたカットもあるみたい。(ノックアウト打法編で、突然花形の顔が新しいものになるカットがあった。)■流れは、悪魔のギブス→ノックアウト打法→青雲入学→伴との出会い→のこりかす監督就任→へそ打法→駅ホームでのVサイン。 ※緯度0大作戦と併映 |
公開日 | 1969.12 | 製作・配給 | 東京ムービー・東宝 |
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声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
■TVエピソード#38〜#52までをダイジェスト編集。(この時期TV版はオズマ初登場編あたり)■前回と異なり伴との友情あり花形とのライバル関係ありで、ちゃんと星飛雄馬を中心に物語が展開されている(しかし、左門は冒頭のみ登場)。伴大造闇討ち事件〜青雲高校退学のエピソードはオミットされているので、巨人軍入団テストでの伴との再会での会話はやはり新しく取り直されているみたいだ。■前半は甲子園決勝戦、後半は巨人入団テストと連続エピソード編で構成された本作は1本の映画としても観れるほどよくまとまってると思う。 ※東宝チャンピオンまつりのプログラムピクチャー |
公開日 | 1970.3 | 製作・配給 | 東京ムービー・東宝 |
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声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
■TVエピソード#70〜#77までをダイジェスト編集。(この時期TV版は日高美奈編あたり)※東宝チャンピオンまつりのプログラムピクチャー |
公開日 | 1970.8 | 製作・配給 | 東京ムービー・東宝 |
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声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
■TVエピソード#79〜#83までをダイジェスト編集。(この時期TV版は大リーグボール二号編あたり)※東宝チャンピオンまつりのプログラムピクチャー |
放送日 | 毎週土曜日19時〜19時30分 | 放送局 | よみうりテレビ系 | 放送期間 | 1977.10.1〜1978.9.30(全52話) | 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児 花形満/井上真樹夫 左門豊作/兼本新吾 |
「BONは、こう見る!」
本放送当時(S.52)は数える程しか観てなくて、今回(H.13)が初めての全話視聴だった。「新巨人の星」は原作もアニメも今日に至るまで低い評価を受けており私自身もあまり期待をしていなかった。しかし、である。「意外と面白かった」のだ。何故「面白い」と感じたのだろうか?それはつまる所、本作が当時の少年に向けたものではなく数年前「巨人の星」に熱中していたかつての少年達に向けて綴られた「大人のストーリー」だったからだろう。その意図は連載を「少年マガジン」ではなく「週刊読売」に掲載した事で分かる。そう考えれば当時自身が感じていた違和感の正体も見えてくる。僕らは、いや少なくとも僕は「巨人の星」のような「新巨人の星」が観たかったし、そういう物語を期待していた。右腕で復帰した飛雄馬が努力と根性で魔球を開発してライバルとしのぎを削る物語を。がしかし、梶原氏は、今や成人となった嘗ての子供達に物語を綴っていた。そのどこかリアルなストーリー展開に僕は違和感を抱いていたのだ。そして今、氏が本作に込めたメッセージを受け取る年齢に(随分過ぎたが)なった自分だから「面白くみれた」のだと。でも、不満もある。アニメ業界の事はよく知らないが、話によってキャラクターの絵のレベルがバラバラで出来不出来の差がとても激しいこと。何か理由があったのだろうか? |
NO. | タイトル | NO. | タイトル | NO. | タイトル |
1 | 「新たなる栄光の星へ」 | 19 | 「鬼のスクリュー特訓」 | 37 | 「決戦!飛雄馬対左門」 |
2 | 「謎を秘めた代打屋」 | 20 | 「必殺のスライディング」 | 38 | 「奪還!栄光のV1」 |
3 | 「再会を拒む父と子」 | 21 | 「新たなる決意・背番号3」 | 39 | 「逆転!日本シリーズ」 |
4 | 「果てなき野球地獄」 | 22 | 「背番号3への誓い」 | 40 | 「驚異!殺人ライナー」 |
5 | 「伴と星・涙の再会」 | 23 | 「無念の初舞台」 | 41 | 「真実のカムバック賞」 |
6 | 「謎のビル・サンダー」 | 24 | 「恐怖の殺人盗塁」 | 42 | 「父一徹の贈り物」 |
7 | 「影の友情・左門メモ」 | 25 | 「飛雄馬対カケフ」 | 43 | 「闘志に燃えた友情」 |
8 | 「対エース作戦開始」 | 26 | 「サンダーの裏切り」 | 44 | 「始動!宿命の星・花形」 |
9 | 「新しい標的・タブチ」 | 27 | 「非常のバント作戦」 | 45 | 「喧嘩家マックの挑戦」 |
10 | 「大どんでん返しの正体」 | 28 | 「血みどろの挑戦」 | 46 | 「輝け栄光!王貞治」 |
11 | 「背番号90との再会」 | 29 | 「カケフとの対決」 | 47 | 「ミスター虎の正体」 |
12 | 「右投げ・新たなる波紋」 | 30 | 「オールスター戦の謎」 | 48 | 「試練のテスト生・花形」 |
13 | 「驚異の長島構想」 | 31 | 「大遠投の波紋」 | 49 | 「華麗なる復帰」 |
14 | 「謎の電話・明子の迷い」 | 32 | 「長島宣告の怪奇」 | 50 | 「右投手用ギブスの成果」 |
15 | 「冷たい復帰への道」 | 33 | 「王貞治ノーコン投法」 | 51 | 「コンピューター対飛雄馬」 |
16 | 「忍耐のキャンプイン」 | 34 | 「右腕の初勝利」 | 52 | 「はばたけ飛雄馬!」 |
17 | 「嵐の中のテスト生」 | 35 | 「打倒!タブチ・カケフ」 | ||
18 | 「ビル・サンダーの秘策」 | 36 | 「自滅の四死球」 |
公開日 | 1977.12 | 製作・配給 | 東京ムービー新社・東映 |
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声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
※BIG1王貞治物語と併映 |
公開日 | 1978.3 | 製作・配給 | 東京ムービー新社・東宝 |
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声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
※東宝チャンピオンまつりのプログラムピクチャー |
放送日 | 毎週土曜日19時〜19時30分 | 放送局 | よみうりテレビ系 | 放送期間 | 1979.4.14〜9.29(全23話) | 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 丸目太/田中亮一 難波爽/安原義人 咲坂洋子/池田昌子 |
「BONは、こう見る!」
内部の事情は良く知らないが、製作側の作品に対するこ だわりとか愛着みたいなものが感じられなかった。しかし見どころもないわけではない。魔球・蜃気楼ボール( 原作とアニメでは多少異なる)の開発からその原理まで、 原作では描ききれなかった部分を丁寧に見せたことだ。 賛否両論の結末(飛雄馬は日本シリーズ最終戦新旧4つ の魔球を駆使して完全試合を達成した後、巨人を退団し て大リーグ入りを目指し海外へ渡る)についてはシリー ズをしっかり完結させた意味で評価したい。なお父・一 徹はアパートで飛雄馬の完全試合達成を見取って死亡。 花形は蜃気楼ボールを打ち込み、その特訓の後遺症で引 退。明子は子供を出産した。(やっぱり強引な結末だ) |
NO. | タイトル | 視聴率 | NO. | タイトル | 視聴率 | NO. | タイトル | 視聴率 |
1 | 「明日の栄光をつかめ!」 | 9 | 「めざせ!大リーグボール」 | 17 | 「恐怖・死神ゴスマン」 | |||
2 | 「対決!飛雄馬対花形」 | 10 | 「大リーグボールの壁」 | 12.4% | 18 | 「飛雄馬の恋」 | 14.3% | |
3 | 「吠えろ!南米の虎」 | 11 | 「完成!大リーグボール右1号」 | 16.6% | 19 | 「愛の二死満塁」 | ||
4 | 「左門の握った秘密」 | 12 | 「驚ろくべき魔球」 | 20 | 「魔球攻略作戦 」 | |||
5 | 「王貞治の忠告」 | 13 | 「蜃気楼ボールの秘密」 | 21 | 「激烈!!ツバメ返し打法」 | |||
6 | 「高校球界の暴れん坊」 | 14 | 「見えた!?蜃気楼ボール」 | 22 | 「蜃気楼ボール破れる!!」 | |||
7 | 「丸目!野球に賭けろ!」 | 15 | 「悲運の天才児、難波」 | 23 | 「新たなる出発」 | 17.7% | ||
8 | 「型破りの新入り」 | 16 | 「燃やせ!青春の炎」 |
公開日 | 1982.8.21 | 製作・配給・協力 | 三協映画・富士映画・東京ムービー | 監督/構成 | 長浜忠夫、出崎哲/山崎晴哉 | 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 伴宙太/八奈見乗児、他 |
「BONは、こう見る!」
昭和56年、読売巨人軍は藤田新監督の元で3年振りのリーグ優勝・そしてV9以来7年振りの日本一を決めた。 そうした背景の元に「再び巨人を盛り上げよう!」という気運が高まっての映画化なのだろう。(確かこの時期、TVシリーズの再放送もやっていたと記憶する。)オープニングとエンディングの新撮カット(アニメキャラとなった江川、原、中畑等のヤングジャイアンツのメンバーが活躍する。)を除けば、星飛雄馬登場から巨人入団を経て、大リーグボール1号を開発し、花形と初対決に勝利するまでをコンパクトに編集した内容だ。だからといって何も得るべきものがないかと言えば違う。劇場版「あしたのジョー」と同じように、絵柄はテレビ版からの使用だが、声の方は本作の終了から約10年振りにオリジナルキャスト(古谷徹や加藤精三、白石冬美、井上真樹夫)が吹き込んでいるのである。(※ディープなファン向けに補足を言えば、巨人戦の試合解説のアナウンサーが「侍ジャイアンツ」のアナウンサーの声の人と同じなのが楽しい。)これは想像だけど、実在の巨人軍が連覇を果たせば、残るTV版エピソードも編集した続編も作られたのではないか?結局、公開時(昭和57)のシーズンで巨人が連覇を果たせなかった事や興行不振、そして昭和58年の梶原氏の逮捕などで企画は頓挫したしまったのではないかと考える。 |
発売日 | 2000.5 | 発売元 | ART PORT | 声の出演 | 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 花形満/池田秀一、他 |
「BONは、こう見る!」
話の内容は花形に消える魔球を打ち込まれるシーンから始まり、ラストシーンまでを上手く構成されている。マンガの1コマ1コマにデジタル処理をかけ、動きがあるようにしたり色をつけたりしていてアニメを見ている時よりも、もっと立体感を感じました。飛雄馬や一徹のみオリジナル声優。特別映像は川崎のぼる氏のインタビュー。ちなみにコピーガードされています。 |
放送局 | WOWWOW | 放送局 | 2002.10/23〜26 21:00〜 | スタッフ | ディレクター/矢吹 光正 構成/渡邊 大輔 構成監修・絵コンテ/小林 治 構成協力/伊東 恒久 スーパーバイザー/宮原 照夫 |
声の出演 | 花形満/井上真樹夫 星明子/白石冬美 星飛雄馬/古谷徹 星一徹/加藤精三 他 |
「BONは、こう見る!」
NO. | タイトル | NO. | タイトル |
1 | 運命の出会い | 8 | 戦慄のホームラン |
2 | 戦いの序曲 | 9 | 許されない愛 |
3 | 甲子園への道 | 10 | 執念の特訓 |
4 | 決勝戦の真実 | 11 | 友情のファインプレー |
5 | チャンスを掴め | 12 | 最後の対決 |
6 | 蘇れライバル | 13 | 永遠のライバル |
7 | 秘密特訓 |
放送局 | 日テレプラス&サイエンス | 放送局 | 2007.4/3 23:00〜 | スタッフ | 潤色:伊東恒久 絵コンテ:小林 治 ディレクター:矢吹光正 演出・作画:小田 仁 アニメーション制作:東京ムービー 製作・著作:トムス・エンタテインメント/CS日本 |
声の出演 |
「BONは、こう見る!」
NO. | タイトル | NO. | タイトル |
1 | 父は子の羅針盤 | 8 | 鬼コーチ一徹の挑戦 |
2 | 父ちゃんは日本一 | 9 | 鬼の子の反撃 |
3 | 非情の親獅子 | 10 | 友情の絆を断つ |
4 | 親子星へのVサイン | 11 | 不覚、鬼の泪 |
5 | ズックのスパイク | 12 | 生命(いのち)の魔球・3号 |
6 | 飛び立つ吾が子 | 13 | 永遠の星をめざせ! |
7 | 火達磨の時代 |
放送局 | 放送局 | スタッフ | 声の出演 |
「BONは、こう見る!」
NO. | タイトル | NO. | タイトル | NO. | タイトル | NO. | タイトル |
1 | 肉体改造ギプス | 8 | “つま先打法”で攻略せよ | 15 | 秘密を明かす手紙 | 22 | 真昼の殴打事件 |
2 | 父ちゃんの秘密 | 9 | 偵察ヘリを飛ばせ | 16 | 謎の武道家イチロー | 23 | 致命的な欠点 |
3 | ノックアウト打法 | 10 | 絶体絶命のピンチ | 17 | いい気になるな! | 24 | クリケットと野獣 |
4 | 禁じられた試合 | 11 | 強打者ラージの秘密 | 18 | 選手生命の危機 | 25 | 魔球“アグニボール” |
5 | 姉ちゃんの幸せ | 12 | 血染めの親指 |
19 | 看護師マーヤの献身 | 26 | われらが“希望の星” |
6 | 親友パップーのシゴき | 13 | 優勝杯をかけて | 20 | 初デートの約束 | ||
7 | 俺がやらなきゃ、誰がやる | 14 | スーラジの退学処分 | 21 | 致命的な欠点 |